Ruby会議2010の三日目にRubyゲーム会議2010っつー企画をやりました。なんとか無事にやりとげました。
資料は既に一部がRubyゲーム会議2010のページから落とせます。俺も上げました。
とりあえず振りかえり。
9時半くらいに会場が開いてたので入ってまったり準備してたらあっという間に10分前。ほとんど人がいなくて不安がもう最高潮に。
でも10時になったらけっこう人いてとても安心。ちゃんと数えてはないんだけどぱっとみ最大で20人弱は居たんじゃないかな。少なくとも10人以上はいた。
かるく開会挨拶をしてRubyとゲームの現状と今後みたいなのをちょっくら喋ろうかと思ってたけど、どう考えても時間オーバーするのでやめ。引き続き自分の発表、IronRubyとSilverlightとゲームの話に行きました。
内容は自分で自分のレポート書くのは無理なんで資料でも見てください。まだ上げてないけどすぐ上げます。
ところどころ軽くつっこみ入るもののつつがなく終わり…ってもう10時半近いよ!しゃべりすぎた!!
次は上田さんのM3Gの話に。M3GっていうJavaのモバイル用高レベルAPIをC++のデスクトップ向けに移植して、Rubyバインディングも作ったよという話だった。M3Gは必要十分な感じでいいなぁ。
yharaさんのRubyGameの話とゲーム配布する時のパッケージングってどうすりゃいいんだろうっていう相談。RubyGameはSDLバインダだけど、ffiを使ってるのでJRubyでも動いたり、SDLmain相当のことを自前で頑張るのでMacでもrsdlがいらないのが便利そう。IronRubyでもffiをどうのこうのっていう話があるんでそのうちIronRubyでも動くようになるかもね。
ゲーム配布する時のパッケージングは、ユーザにRuby入れてもらうのも大変だし、gemで入れてもらうのもコマンドライン必須で大変だし、exerbみたいな実行ファイル作成もマルチプラットフォーム対応するとめんどうだったりそもそもビルドが大変だったりでどうしたものかという相談。
結論はどうなったんだっけ…?特に結論というものは無かったと思うけど、WindowsだったらなんとかexeとかMacだったらappバンドルにするのが良さげ、Linuxだったら…gemでもいけるかもだけどdebになってるほうがいいけど、Linux使ってるような人はなんとかするんじゃね、とかいうふいんきだった。
サイロス誠さんがSkypeで遠隔出演、Rubyで作ったゲームを配布するときのライセンスをどうするかという話。ライブラリは飽和してきてみんな配布の方に興味が移ってきたんだろうか。
それはともかく。いろいろライブラリを組み合わせたりRuby本体のライセンスを考えると全体としてGPLにしてしまうのが無難ではないかという話だった。ただしランチャー部分をGPLにしてゲーム本体は別ライセンスで同梱にしておけばゲーム側のソースもろばれにならなくて済むと。
それで作ったのがMiyakoLauncherLiteとのことだが、複数ゲームを選択して起動できるランチャーになってていいなぁ。
そんな感じでショートセッションは終わり。時間はだいぶ遅れちゃったけどデモやる時間はあるぜ!ということで11時半くらいからデモ。
俺のSilverlightで作ったゲーム的なものと、上田さんのM3Gのデモとyharaさんの昔作ったゲームと、安藤さんのPure Rubyの物理エンジンデモと、あともうひとり昔Rubyで商業ゲーム作りましたっていう方がいたんだけど、最後のやつ完全に見逃しました。当然ビデオも撮り逃したうぎゃー!!
デモ時間はデモを見てみんなで関係あることないこと談笑する時間になって楽しかったです。
あとは12時から次の企画になるので11:50過ぎくらいに片付けて撤収。やっぱりデモ時間もうちょっと長くしたかったぜ…。
みんなどうだったのかはわからないんだが、とりあえず俺は満足したし楽しめた。
ビデオは無編集だけどなんとか上げられるサイズにはなったので貼っておきます。 セッションの様子と最後にデモの様子。デモは会場の様子を撮っておけばよかったなー、って今だから言える。
ダウンロードしたい場合は下記からどうぞ。
初めましてです。当日はお世話になりました。<br>>ライブラリは飽和してきてみんな配布の方に興味が移ってきたんだろうか<br>いやいやいや、ウチの場合は、単に「そろそろゲーム作っておかんと示しがつかんぞ」と思った次第で、アイデアはまだたくさんあります(OpenGL採用とか)