全部入り分散バージョン管理ソフト(?)であるFossilの1.27が出てました。
ダウンロードページから変更点を意訳。
fossil changes、fossil clean、fossil extras、fossil ls、fossil statusの各コマンドをコマンドラインで指定したファイル名やディレクトリ名に対してのみ操作を行なえるように拡張しました。fossil mergeに--integrateオプションを追加しました。コミットしたあとにマージしたブランチを自動的に閉じます。/stats_reportページを/reportsに名称変更しました。グラフの幅が絶対でなく相対に変更されました。yw=YYYY-WW(年-週)を追加しました。特定の年の何週目かに結果を限ることができます。(例:/timeline?yw=2013-01)fossil commitに--closeオプションを追加しました。コミットできたと同時にブランチを閉じます。fossil bisectにchartオプションを追加しました。(訳注:オプションつかサブコマンドだった)fossil serverに--scgiオプションを追加しました。意訳ここまで。
リポジトリファイルぶっこわすのがあったのはひどいな。たぶんそう簡単に起きる物ではなかったんだろうけど。
最後のライセンスのところがよくわからなかったので調べてみたんだが、使ってたC言語のJSONパーサライブラリであるcsonてやつのライセンスがMITライセンスに変わったということのようだ。
csonの以前のライセンスは独自で、著作権表示とライセンスを記載してくださいというよくある条項と、良い(Goodな)ことに使ってください悪い(Evilな)ことに使っちゃだめですという変な条項の二つだけの物だった。前者の条項は全く問題ないが、後者が困るね。 ユーザは自分がEvilに使ってないことを確信しないと使えないし(GoodやらEvilやら誰が決めるんだよ)、パッケージ作ってる人にしてみればOSI定義のオープンソースから外れるのでライセンス関係で面倒だと思ったことだろう。フリーじゃない扱いになるのかな。 そこでcsonがごく普通のMITライセンスになってくれて解決ってことですね。