寝るのも起きるのも遅くなっててやばい。
イベントでのデータ配布はつつがなく終えることができた。
docbookからのEPUB3出力もなんとかなったし、リーダーによって見た目が違うのもだいたいなんとかした。てか確認してたリーダーがひどいものばっかりだったのがよろしくなかった。
イベントでの配布はdocbookから書き出したやつに雑な表紙をくっつけただけのものだったが、本にするやつはInDesignでレイアウトしよう。 初めて使うが以前PageMaker使ってた経験があるからなんとかなるだろ……なった。そんなに複雑なことするわけでもないので簡単だな。たまによくわからん用語が出てくるのが気になるが。
InDesignへはMarkdownからpandocでICMLてのに書き出してInDesignで読み込んでみた。ICMLはInCopyとInDesign連携用のファイルぽい。InCopyはInDesignに流し込むテキスト書く用のアプリなのかな。 SVGの画像だけちゃんと読み込めてなかったのでそこはなんとかする必要があるだろう。てか画像とか表とかインラインになってるけど、分離した方がいいんだろうか……。
今週末には編集終えられそうかなぁ。それだと予定通りだ。内容は図の追加とか始めなければ表紙込み60pで収まりそう。そろそろ印刷所決めないとね。印刷部数はどうしたものか……。
EPUBを書き出そうとしたらリーダーによっていろいろ困った話。
本をEPUB3にしてみたんだが、確認するのにPCで動くやつを調べてみた。 内容は普通に横書きの日本語技術書なんで、縦書きとか凝ったことはしてない。
Webブラウザ。Windows 10の1607ではEPUB表示できないけど今度の1704?あたりのやつでは表示できるようになってる。タブレットにInsider Preview入ってるのでそれで。
特に問題ない。というか試した中では一番使い易かった。文字のスタイルとか大きさとか色とか簡単にユーザーで変更きるようになってるし。まあWindowsとはいえタブレットでの操作なのでデスクトップや普通のノートでどんだけ使えるかはわからん。
PDF表示ももっと便利になってくれるといいのにね。
表示はWebブラウザなので当然問題あるわけもなく。
macOSに入ってるやつ。
これも問題なさげ。しかし操作方法が微妙でMacでは使いづらいことこの上ない。 やたらと字がでかいし。これは設定もできそうか。ついでに言うとうちのMac mini(最新機種……)がやたらと重いのも悪い。
操作が微妙とはいえ表示に問題ないし、書棚管理的なのもできるし悪くはない。が、たぶんこれiPadとかiPhone連携前提じゃねえかなという気がしなくもない。
紀伊国屋の電子書籍アプリのWindows Store版。外のEPUBも読み込める。 前はKinoppy使ってたがストア自体が壊滅的な使い勝手なのでやめた。
全然だめ。使い勝手自体は元のアプリが悪くないので悪くもないんだが、まともに表示がされない。 リストの点が表示されたりされなかったりずるし、SVGはちゃんと表示されないし、なにより表が空っぽになる。
ファイルの作りが悪いのかと思ってなんとかこいつで表示できないか調べてみたんだが、他のアプリでは軒並み問題無いのでこいつが悪いということで諦めた。 SVGはCSSとフォント埋め込みが使えないようなのでその辺変えたら少しましには出来たが、まだちょっとおかしかった。 デスクトップ版は調べてないが、まあそんなに変わらないんじゃないか?
Adobeの電子書籍管理ソフト。インストールする時にSymantecのなんか変なの入れようとしてくる悪質なアドウェア。死ね。
表示は特に問題なかった。使い勝手はよく見てないがさっと見た分にはおかしなところはなかった。書棚管理みたいのもあったし。 表示を見た感じWebブラウザベースなんじゃないかなぁと思えるが、たぶんそうなんだろうなぁ。 てかWebブラウザベースにせずにEPUBちゃんと対応とか無理くさいよな……。
オープンソースのPDFリーダーなんだがEPUBも表示できたので。
これも全然だめだった。リストの点が表示されないしSVGも表示されない。表の線も出てこない。
まあおまけ程度なんだろうし仕方ないだろう。PDFリーダーとしては優秀だ。
オープンソースの電子書籍管理ソフト。 デバイスに転送するのを主眼としてるようで、いきなりデバイスを選べとか言われて面喰う。
表示は問題ない。たぶんWebブラウザベースかな。Qtだし。 いろんな形式からインポート/エクスポートできるのも嬉しい。 使い勝手がこなれてないのはオープンソースって感じ。
EPUBなんかをKindleの形式に変換してプレビューできるAmazonのツール。
純粋なビューアじゃなくて変換/制作ツールだけどまさにこういうの欲しかったので公式で用意されてるのは助かる。 ドラッグ&ドロップするだけで勝手に変換してやばいところあれば警告出してくれるので便利。 KindleのmobiにはCalibraでも変換できるけど公式ツールの方が安心だしね。
Kindleのmobiには新しい形式だとだいたいEPUB3がそのまま入ってるらしい。古い形式も作れるけど日本で売ってるKindleでは古いのじゃないと読めないやつって無さそうだから必要ないかな。
最初はSumatra PDFとKinoppyとEdgeとiBooksくらいで試してたので半数が全くまともに表示できなくて困ってたが、他のも試したところSumatraPDFとKinoppyが悪そうということで見ないことにした。
しかし実際のデバイスで見るとどんなもんなんかは分からんのが難しい、てか不安なところだ。 タブレットとかスマホで見るならWebブラウザベースの物になるだろうし心配してないんだけど。 専用デバイス向けなら他にKoboも調べるべきかと思ったけど、今回はいいや。
あと本文にSVGは入るんだけど、どのビューアも表紙にはSVGが使えないのがもどかしい。いや規格的に有効そうなんだけど実際誰も認識してくれなかったので最終的にPNGにした。確かに本文表示はWebブラウザベースだけど、サムネール表示部分は違うんで!て言われたら理解はできるが、もうちょっと頑張れよと思わなくもない。だいぶ前からアイコンにSVG使える環境すらあるんだぞ。