くまりゅう日記

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2010-10-10

_ 日記

HYBRID W-ZERO3とどいた。

半日くらいかけて困らず使える程度に設定した。 といってもスマートフォンとして使うつもりはなかったのでそれほど大変でもない。

まずはテザリングできるようにしたいので設定しようとした。インターネット共有ってアプリがあるのでこれでよさげ。Bluetooth PANとUSBしかなくてWifiは無理なんかと思ったが俺Wifi切ってたわ。まあBluetooth PANがあるならそれでよし。しかし接続先リストに何も出てこないなぁ。

説明書は相変わらず分厚いんだが、基本的な使い方しか書いてないのでぜんぜんわからん。仕方ないのでWebを探してると3Gの方を有効にしてないと接続先がねーよと言われ嵌ってた人が結構いるようだ。あー、俺はそもそも3GのSIM挿してねーわ…。使うつもりなかったんだもの。

SIM挿して有効にしてあげると接続先が出てきたので3Gじゃないやつを選んでやった。

それからPC側でBluetooth PANを無効にしてたとかはあったが、なんとかつながった。

さてあとはメールと通話ができれば十分か。

通話は(もちろん)特に何もせずにつながったが、ものすごい雑音が。おっかしいなーと思ったが通話してなくても変な音が聞こえる。ACアダプタひっこぬいたら問題なくなった。ACアダプタ介してこのノイズってうちの電源そうとうやばくねーか?

メール編集はできるが、アドレス帳が空っぽだわ。京ぽん2から移してこないと。

京ぽん2はminiSD挿さるからこれになんか移せるんだろうなと思ってたらminiSD認識しない。microSDをアダプタに挿した奴とはいえ、その程度で認識しないようなものじゃないな。 調べてたら京ぽん2は1GBまでの物しか認識してくれないってさ。結構前に買ったmicroSDだけどこれ2GBだよ。今時1GBなんて持ってねーよ。

たとえちゃんと動いたとしてもminiSDへの書き出しは1件ずつvCardに書き出すようだ。俺のアドレス帳は件数少ないけど、それでも1件ずつ書き出しはめんどい程度はあるぞ。

他の方法を探しているとH"問屋っつーソフトでPCに吸い出せるみたい。その前にPCにつなぐドライバが必要とな。京セラのサイトいったらドライバダウンロードには登録が必要だと。登録しようとしたらPHSからしか登録できないだと。無理だって。

諦めて部屋を探したらドライバCDを発見できたのでそれで入れる。ところでVistaですけど大丈夫でしょうか。…ドライバは入ったけど、H"問屋で初期化に失敗したとか言われてつながらなかった。

あらためてXPマシンにインスコしたら上手くいってやっと吸い出しできた。これをCSVに吐き出して…どうしよう?

HYBRID W-ZERO3にはBluetooth、赤外線、メールでのアドレス交換機能はあるみたい。どうも単にvCardをファイル交換してるだけっぽいのでBluetoothでvCardを送ってあげれば勝手に登録してくれんかな。

まずCSVをとりあえずMacのアドレス帳に読み込んであげる。こいつのCSV取り込み機能は非常に使いやすくて優秀だ。

それからグループを選択してvCardに書き出し。複数のカードが含まれたvCardになるけど大丈夫かな?で、Bluetoothでファイル送信してあげる。

お、読み込めた!が、文字化け。vCardはUTF-8じゃだめか。一旦全部消してcp932に変換したvCardを送信。やったできた。 と思ったらなんかメールアドレスが空っぽじゃないですか。メールアドレス(その他)じゃなくてメールアドレス(自宅)かメールアドレス(勤務先)にしないとだめみたい。そのくらい読み込めよー。

また全部消して、CSV読み込み直してvCardに書き出してcp932に変換するのわすれてまた全部消して変換して送信してやっとこ取り込めたよ!

全部消すのは一件ずつ選択して削除してたので超めんどくさかった。

しかしもうアドレス帳なんざローカルだけに持たずに勝手にどっかのサーバに保存して機種変更したら勝手に取り込んでくれればいいのにな。携帯電話のSIMカードはある程度保存できるんだっけ。はいはいローカルローカル。

そこまでできたらあとはもう特にいじるところない。メール書くのは小さいけどソフトウェアキーボードで書けるので、ケータイ打ちが苦手な俺には非常に助かる。

単体でのWebブラウズをIEでやってみたらなんだかとても使いづらいのでNetFrontとかも入れてみたがすぐ飽きた。これでWeb見る理由はないだろう。

GoogleMapアプリが落とせたので入れてみたら思ったより便利だったのでこれは使えるかもしれない。きっと乗り換え案内であろうNAVITIMEとかいうのが最初から入ってたが起動時のアップデートがどうしてもタイムアウトしちゃうので使えなかった。

ちゃんとアプリ入れて使おうとしたら家のWifi経由で入れないとPHSのパケット通信では速度的に厳しそうだ。つかすぐダウンロードタイムアウトするの何よ。Wifi設定するのめんどいのでやりませんけどね。

あ、そうそう。PHSが家の中ですぐ圏外になるんだけどこれなんでだろう。今までそんなこと無かったのに。W-SIM黒耳の電波拾い具合が厳しいとかなんとか?今時の電話としてどうなんだそれは。だめでもすぐ復活するから通信が良く切れる以外は大丈夫…だと思うんだけど。

テザリング自体は上手く動いてくれて、通信してないと結構すぐ切れちゃうのでめんどい所はあるんだけど、ケチることなくすぐ再接続できるのは楽である。

とにかくまあ悪くはないので、数年こいつを使っていけそうである。

_ ぴあきゃす解析

新しい電話機能つきテザリングモデムが届いた日記になってしまったが、他に何もしてなかったわけでもない。

PeerCastのソース解析をしてた。

最終的な目標はPeerCastのリメイク。 ソースはあるのに改造じゃなくてリメイクなのは、プラグインで拡張できる形にしたいと思ったから。結構大掛かりなので作りなおした方が早いだろう。

あともう一個の理由はPeerCastのソースがきったなくて読み辛いから。読み易くするだけでコア部分に手を入れるのもやりやすくなるだろう。汚いのは古いC++のソースだから仕方ねーよなーと思ってたが2002年か。そんなに古くはないな…。

そんなことを目標に頑張って読み進めてたんだけど、普段使ってる機能がどう動いてるかは分かってきた。つか思ったより簡単だった。

とりあえず配信してるノードにストリームくれって問い合わせに行って上手くいったらそのままストリームをもらって、だめだとこっちにつなげよと次の接続候補が貰えるのでそっちにストリーム貰いに行って以下繰り返し。ストリームがもらえたら、あとはたまに自分の状態を上流に教えてあげるだけ。

他の人が自分のところつなぎに来た場合はそれの逆をやってあげればいい。自分がストリーム流す余裕があればそのままわたしてあげて、無ければ他にいけよと教えてあげる。

これらはほとんどPCPっつー簡単な独自プロトコルでやってる。

他にはgnutellaがどうのとかpeercastプロトコルがこうのっていうソースはあるんだけど、これ古いプロトコルでもはや使われてないのね…。

あとはメディアコンテナをヘッダとそれ以外にばらして流してやるというぐらいしかないので本当にシンプルだった。

実際に接続して試すのにまずはRubyで書いてたんだけど、なんかもうRubyで全部書いちまってもいい気がしてきたぜ…。

プラグインで拡張できたりAndroidやiOSのアプリに組み込めたりできるようにCかC++で書こうと思ってたんだけど、これだけシンプルだとドキュメントさえ書いとけば誰でも実装できるよなぁ。

Rubyで拡張できますってのはRuby書けない人には厳しいんだけど、じゃあIronRubyで書いてCLRのdllやらDLRのスクリプトで拡張できますっつったら、選択肢は広がるのではなかろうか。Windows以外でもmonoで動くし。C++/CLIの混合アセンブリは無理だけど。

monodroidとかmonotouchでどこまでいけるのか知らんから組み込み向けには厳しいかもわからんけど、そっちはそっちで自分で起こせよってのもいいしなぁ。

いやあC++で書いてもいいんだけどね。でもC++って単一のコンパイラで全部コンパイルしない限りはほぼ拡張性無いじゃん?COMみたいなの自前で作るの嫌だよね。インターフェース部分だけCにするのはいいけどやっぱりそれめんどいじゃん。

という辺りで困ってる。PeerCastがもっとでっかくて実装が大変そうってなら気合い入れて俺が基盤を作る的な意味でC++で書いたんだけど、ドキュメントさえあれば誰でも簡単に実装できますって程度だったので、俺はドキュメントだけ整備しといて俺の実装は適当に俺がいじりやすいようにするのがいいんじゃねーのかと。

うーん、でもC++で書くって一回言っちゃったから、とりあえずはC++で設計考えてみるか…。C++は拡張性がなぁ…。


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